可変式ダンベルが気になっていても、
「高いのに、すぐ壊れたらどうしよう」
「トレーニング中にプレートが落ちることはない?」
「何年くらい使えるの?」
と不安になる方は多いと思います。
結論から言うと、可変式ダンベルは可動部があるため、一般的な固定式ダンベルより故障する可能性はあります。ただし、正しく扱えば必ずしも壊れやすい器具ではありません。
私は2022年4月にライシンのメタルダンベル32kgを購入し、自宅で週2~3回使用してきました。
2026年7月現在、使用期間は4年以上になりましたが、故障0回、プレート落下0回です。重量変更のしにくさやトレーニング中のガタつきもなく、問題なく使えています。

この記事では、1台を長期間使った実体験をもとに、次の点を正直に紹介します。
- 実際に壊れた回数
- 4年以上使ったプレートやシャフトの状態
- 可変式ダンベルが壊れる主な原因
- プレート落下を防ぐために確認していること
- 故障かもしれないと感じたときの対処法
なお、私が使っているのは2022年に購入した旧モデルです。
現在、ライシンのメタルダンベルは「HelixMirror(ヘリックスミラー)」という名称で販売されています。現行品と旧モデルでは仕様や対応部品が異なる場合があるため、購入・修理の際は型式を確認してください。
私の可変式ダンベルは4年以上使って故障0回
私の使用状況をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 使用状況 |
|---|---|
| 購入時期 | 2022年4月 |
| 使用期間 | 4年以上 |
| 使用頻度 | 週2~3回 |
| 使用場所 | 自宅の室内 |
| よく行う種目 | ダンベルプレス、ベントオーバーロウ、スクワットなど |
| 使用重量 | 10kg未満~30kg |
| 重量変更 | トレーニング中に何度も変更 |
| 故障回数 | 0回 |
| プレート落下 | 0回 |
安全に使うために次の点は購入当初から意識しています。
- ダンベルを勢いよく置かない
- 重量変更は台座へ正しく戻してから、ゆっくり行う
高重量を扱ったあとに静かに戻すのは大変ですが、可変式ダンベルは内部に重量変更の仕組みがあります。固定式ダンベルと同じ感覚で落とさないことが、故障を防ぐうえで重要だと感じます。
可変式ダンベルが壊れる主な原因
可変式ダンベルは、設定した重量に合わせて必要なプレートだけをシャフトへ固定する仕組みです。そのため、ハンドルと重りが一体になった固定式ダンベルより、扱い方や部品の状態に注意が必要です。
考えられる主な故障原因は次の3つです。
1.落下や強い衝撃
トレーニング後にダンベルを床へ落とすと、外見に傷がなくても、重量を切り替える部分やプレートのかみ合わせに負担がかかる可能性があります。
フロアマットは床や器具の傷を軽減するためには役立ちますが、ダンベルを落としてよいという意味ではありません。最後まで重量をコントロールし、静かに戻すようにしています。
2.ダイヤルを雑に動かす
重量を素早く変更しようとして、ダイヤルを勢いよく動かすと、重量変更部分へ余計な負担がかかる可能性があります。
私は重量を変更するとき、ダイヤルをゆっくり動かし、正しい位置まで切り替わったことを確認してからダンベルを持ち上げています。
故障を防いで長く使うためにも、ダイヤルは慌てず丁寧に操作しましょう。
3.部品の緩み・摩耗
丁寧に使用していても、長く使ううちにダイヤルやプレートの固定部分などが摩耗し、動きや固定力に変化が出る可能性はあります。
ダイヤルが回しにくい、プレートが大きくガタつく、今までになかった音がするといった変化を感じた場合は、そのまま使い続けず、販売店やメーカーへ相談しましょう。
プレートが落ちたことはある?4年以上使った安全性
私が使用しているライシンのメタルダンベルでは、トレーニング中にプレートが外れたり、落ちたりしたことは一度もありません。
ただし、私の1台で問題がなかったからといって、すべての製品でプレート落下が起きないとは断言できません。使用前には毎回、次の点を確認しています。
- 目盛りが数字の位置に正しく合っている
- プレートが浮いたり、大きくずれたりしていない
- 持ち上げたときに普段と違う音やガタつきがない
特に、目盛りが数字と数字の間で止まっている場合は、そのまま使わないようにしています。

一度台座へ戻し、プレートの位置を整えてから重量を設定し直します。

ダイヤルがいつもより硬いときも、力任せに回すのではなく、正しい位置に置かれているかを確認した上で動かします。
4年以上でどれだけ劣化した?各部の状態
4年以上使ってどれだけ劣化したかについて実際の状態をお伝えします。
プレート
4年以上使ったプレートには、割れ・ひび・大きな変形はありません。
購入時と比べると、メタリックな光沢が少し落ち着いたように見えます。ただし、目立つ塗装剥がれやサビではなく、長期間使ったことによる自然な使用感という印象です。

気になったのは、プレート同士の溝にほこりがたまりやすいことです。乾いた布などで定期的に拭き取れば、きれいな状態を保ちやすくなります。
シャフトと重量変更部分
シャフトには大きな見た目の変化がなく、重量変更時の違和感もありません。

- ダイヤルは問題なく動く
- 設定したプレートが正常に付いてくる
- 使用中に気になるガタつきがない
- グリップ部分に大きな劣化がない
何度も重量を切り替えていますが、2026年7月現在も、購入当初と比べて明らかな機能低下は感じません。
台座
台座にも、使用を妨げる割れや変形はありません。
重量変更の土台になる部分なので、ダンベルを斜めに差し込んだり、勢いよく戻したりしないようにしています。プレートが収まりにくいときは、押し込まずに位置を整えます。
壊れにくくするために意識している5つのこと
私が普段から意識しているのは、次の5つです。
- トレーニング後に床へ落とさない
- 台座へまっすぐ戻してから重量を変更する
- ダイヤルはゆっくり動かす
- ダイヤルが硬いときは無理に回さない
- たまにプレートの溝や台座にたまったほこりを拭き取る
メーカーが案内していない潤滑剤を自己判断で使ったり、異常がある状態で分解したりするのは避けたほうが安心です。
直らない場合は使用を中止し、販売店やメーカーへ確認しましょう。
こんな症状があれば使用を中止する
次のような変化が出た場合は、「まだ使えそう」と判断せず、いったん使用を止めます。
- ダイヤルが正しい位置まで回らない
- プレートが浮く、または正常に固定されない
- 持ち上げるとプレートが大きく揺れる
- 今までなかった異音やガタつきがある
- シャフト、プレート、台座に割れや変形がある
異常があるダンベルを頭や胸の上で使うのは危険です。原因が分からない場合は、無理に動かしたり分解したりせず、販売店またはメーカーへ相談してください。
壊れた・故障かもしれないときの対処法
1.まず使用を中止する
プレートが外れそう、ダイヤルが動かない、普段と違うガタつきがあると感じたら、そのままトレーニングを続けないようにします。
2.購入情報と症状を確認する
問い合わせ前に、次の情報を用意すると状況を伝えやすくなります。
- 商品名・型式
- 購入日
- 注文番号
- 不具合が出る設定重量
- 症状が分かる写真や動画
私も購入初期に「故障かもしれない」と感じ、ライシンへ問い合わせたことがあります。結果は故障ではなく私の勘違いでしたが、動画で状況を共有したあと、電話で説明を受けて解決できました。
3.保証期間を確認する
ライシン公式サイトで販売されている現行のHelixMirrorには、2026年7月の確認時点で1年保証が案内されています。ただし、保証条件や販売店独自の延長保証は変更されることがあります。購入した店舗の注文履歴と最新の保証条件を確認してください。
4.交換部品の適合を確認する
ライシン公式サイトでは、HelixMirror用のシャフト、プレート、台座が部品として販売されています。
ただし、モデルによって部品の互換性が異なり、公式ページでも2022年モデル専用パーツと他モデル用パーツの互換性について注意が案内されています。見た目だけで判断して購入せず、商品名・購入時期・型式を伝えて適合を確認するのが確実です。
可変式ダンベルはどんな人に向いている?
4年以上使った経験から、可変式ダンベルは次のような人に向いていると感じます。
自宅のスペースを有効に使いたい人
固定式ダンベルを重量ごとにそろえると、保管するための広いスペースが必要です。
可変式ダンベルなら、1台で複数の重量を使い分けられます。部屋を圧迫しにくいため、限られたスペースでトレーニングしたい人におすすめです。
種目に合わせて重量を細かく変更したい人
トレーニングに適した重量は、種目によって異なります。
例えば、ダンベルプレスやスクワットでは高重量を扱えても、サイドレイズやアームカールでは軽い重量が必要です。
重量を細かく変更できる可変式ダンベルなら、鍛える部位やその日の調子に合わせて負荷を調整できます。
重量変更の時間を短くしたい人
ダイヤル式の可変式ダンベルは、プレートを1枚ずつ付け替えるタイプと比べて、短時間で重量を変更できます。
種目間の待ち時間を減らせるため、限られた時間で効率よくトレーニングしたい人にも向いています。
長期的に自宅トレーニングを続けたい人
筋力が上がると、最初に使っていた重量では物足りなくなることがあります。
幅広い重量に対応した可変式ダンベルなら、初心者の時期から、より高い重量を扱えるようになったあとまで使い続けられます。
一方、使用する重量がほぼ決まっている人や、できるだけ初期費用を抑えたい人は、固定式ダンベルも選択肢になります。
また、可変式ダンベルは内部に重量変更の仕組みがあるため、トレーニング後に床へ落とすような使い方には向いていません。ダンベルを丁寧に扱えるかどうかも、購入前に考えておきたいポイントです。
4年以上使った結果、私は耐久性と使いやすさの両方に満足しています。
1kg刻みで重量を調整したい人や、長く自宅トレーニングを続けたい人は、現行モデルの価格やセット内容を確認してみてください。
可変式ダンベルの良い面だけでなく、注意点も確認してから選びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

可変式ダンベルの故障に関するよくある質問
ここからは可変式ダンベルの故障に関する質問とその回答をまとめていきます。
可変式ダンベルは壊れやすいですか?
可動部があるため、固定式ダンベルより故障リスクはあります。ただし、私が使っているライシンのメタルダンベルは、週2~3回の使用で4年以上故障していません。落下を避け、台座へ正しく戻して使うことが大切です。
可変式ダンベルの寿命は何年ですか?
製品の構造、使用頻度、扱い方、保管環境が異なるため、一律に「何年」とは言えません。私の使用例では4年以上問題なく使えていますが、年数だけでなく、ダイヤルの動き、プレートの固定、ガタつき、ひびや変形の有無を確認してください。
ダイヤルが回らないときはどうすればよいですか?
無理に回さず、いったん台座へ戻して、プレートがまっすぐ並んでいるかを確認します。それでも直らない場合や、部品の破損が見える場合は使用を中止し、販売店またはメーカーへ問い合わせてください。
プレートが落ちることはありますか?
私のダンベルでは一度もありませんが、落下リスクはゼロではありません。使用前に目盛り、プレートの固定、ガタつきや異音を確認し、違和感がある場合は使用を中止してください。
壊れた部品だけ交換できますか?
製品によります。ライシンでは一部のシャフト、プレート、台座が販売されていますが、モデルごとに互換性が異なります。購入時期と型式を確認し、適合をメーカーへ問い合わせてから購入してください。
まとめ:可変式ダンベルは正しく扱えば長く使える
可変式ダンベルは固定式より複雑な仕組みを持つため、故障やプレート落下の可能性はゼロではありません。
一方、私が2022年に購入したライシンのメタルダンベルは、週2~3回使い続けても、2026年7月現在まで故障0回、プレート落下0回です。プレートの光沢に多少の使用感が出た程度で、重量変更や固定機能にも大きな劣化は感じていません。
長く安全に使うために、次の点を意識しています。
- 床へ落とさない
- 台座へ正しく戻してから重量を変更する
- ダイヤルを無理に回さない
- 使用前に目盛り、プレートの浮き、ガタつきを確認する
- 異常があれば使用を止め、販売店やメーカーへ相談する
可変式ダンベルは決して安い買い物ではありません。しかし、丁寧に扱いながら長く使えれば、自宅トレーニングの幅を大きく広げてくれる器具です。
ライシンのメタルダンベルを実際に使った感想やメリット・デメリットは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。




コメント