エアロバイクを選ぶとき、「静音性」や「サイズ感」、「価格」ばかりに目がいっていませんか?
実はそれ以上に重要なのが、エアロバイクの負荷の強さです。負荷が弱すぎると、どれだけ長時間こいでも運動強度が上がらず、思ったように脂肪を燃焼させることが出来ません。
その負荷の強さを示す指標が、W(ワット)という単位です。しかしこのW(ワット)は見慣れないため、
- W(ワット)ってそもそも何?
- 何Wくらいあれば脂肪燃焼に十分なの?
- 家庭用エアロバイクでもちゃんと負荷は足りる?
と疑問に感じる方も多いと思います。
実際、家庭用エアロバイクの中には「軽くて安いけれど、負荷が弱くてトレーニング効果が出にくい」という商品も少なくありません。
そのため、購入前にW(ワット)をしっかりと確認しておくことが、失敗しないエアロバイク選びの分かれ道になります。
そこで本記事では、エアロバイクの負荷を表すW(ワット)について分かりやすく解説します。また、私が実際に愛用しているエアロバイクを使って、運動強度を検証をしていきます。
- エアロバイクが欲しいけれど、負荷のイメージが湧かない方
- 「脂肪燃焼できるエアロバイク」を選びたい方
- 購入後に「思ったよりキツくない…」と後悔したくない方
そんな方に向けた内容になっています。
商品選びに失敗しないために知っておきたいW(ワット)の基礎
エアロバイクの負荷は「W(ワット)」で表されています。例えばこのような表を見たことはないでしょうか?

※RPMは1分間の回転数を表します
このようにペダルの負荷が「W」で表されております。エアロバイクに表示されるW(ワット)は、「どれくらいの力でペダルをこいでいるか」を数値で表したものです。ワット数が高いほど、より強い力を出して運動している状態を意味します。ですので、体感的な「きつさ」とワット数はほぼ比例します。
ここで重要なのが、脂肪を効率よく燃焼させるためには、ある程度のワット数が必要だという点です。
負荷が低すぎると、ペダルを回している時間が長くても運動強度が上がらず、「動いているのにあまり効果を感じない」という状態になりがちです。
特に家庭用エアロバイクの場合、商品によっては最大ワット数が低く設定されているものもあり、
体力がついてくると「負荷を上げたくても上げられない」ケースもあります。
そのため、エアロバイクを選ぶ際は「何段階の負荷があるか」だけでなく、最大で何W(ワット)まで出せるのかを確認することがとても重要です。
脂肪燃焼に必要なワットの目安はどれくらい?
脂肪を効率よく燃焼させるためには、「ただ長くこぐ」だけでなく、ある程度の運動強度を維持することが重要です。その運動強度の目安として使えるのが、エアロバイクのW(ワット)表示です。
あくまで一般的な目安ですが、エアロバイクでは以下のように考えると分かりやすいです。
- ~50W前後
かなり軽い運動強度
ウォーミングアップやクールダウン向け
→ 脂肪燃焼効果は限定的 - 60~100W前後
軽く汗ばみ、呼吸がやや早くなる強度
→ まだまだ軽々漕げる強度 - 100~150W前後
息が上がり、しっかり運動している感覚
→ 負荷が高まり、脂肪燃焼に期待が出来る - 150W以上
短時間でもかなりきつい強度
→ 体力向上・トレーニング向け(初心者にはやや高負荷)
※体重・体力・運動経験によって感じ方には個人差があります。
ここで注意したいのが、家庭用エアロバイクの中には最大負荷が低いモデルもあるという点です。
例えば、
- 最大でも80~100W程度までしか出せない
- 負荷を最大にしても楽にこげてしまう
このような場合、最初は問題なくても体力がついてくると脂肪燃焼に十分な強度を維持できなくなる可能性があります。
ですので、最大負荷がどの程度なのか?についても注視しながらエアロバイクを選ぶことが重要です。
漕いで検証!エアロバイクの負荷と心拍数について
エアロバイクの負荷は文字で見てもわからないと思います。そこで、実際にエアロバイクを使って負荷を検証したいと思います。
エアロバイクの負荷を測る目安となるのが「心拍数」です。
有酸素運動で効率的に脂肪を燃やすなら、「最大心拍数の60~70%」を目指すと良いと言われています。最大心拍数は「220‐年齢」で表すことが出来ますので、例えば30歳の方なら、
(220‐30)×60~70%=114~133 となります。
このように脂肪燃焼に適した心拍数まで上げることが重要です。そのためにはある程度の負荷が必要です。
それでは、実際に私のエアロバイクを用いて、負荷の検証を行っていきます。私は「アルインコ エアロマグネティックバイクAFB5219」を愛用しています。

このエアロバイクは8段階の負荷調整が可能です。負荷の表記はご覧の通りです。

※RPMは1分間の回転数を表します
今回の検証では、負荷4(53W)、負荷6(80W)、負荷7(116W)、負荷8(181W)で実際に漕いでみます。漕いだ上での心拍数の変化や所感についてまとめていきます。
私は34歳なので理想的な心拍数のゾーンは(220‐34)×60~70%=112~130 となります。
※個人の結果でありすべての人に当てはまらないことはあらかじめご了承下さい。
負荷④(53ワット)で実践
まずは負荷④,53Wで検証します。速度は20km/hを目安に漕ぎ、心拍数の変化を検証します。

継続時間:5分
速度:20km/h
所感:軽いギアの自転車をこいでいる感覚。足への負荷はほとんど感じない。
心拍数:80台をキープしており、大きな変動はしなかった。
53Wはかなり軽い負荷だと感じました。動画をご覧の通り全力で漕ぐとかなり早く漕げます。楽に漕げる反面、きつさは全然感じませんでした。53Wで心拍数を上げるには全力で漕ぎ続けないと難しいと思います。
負荷⑥(80ワット)で実践
続いて負荷⑥,80Wで検証します。

継続時間:5分
速度:20km/h
所感:一般的な自転車を漕いでいる感覚。気持ちよく漕げる。きつさはなし。
心拍数:平均心拍数は90台に上昇したがまだ負荷は足りない。
80Wは先ほどよりも足に重みを感じるものの、まだまだ楽に漕げる程度の負荷でした。自転車で平坦な道を漕いでいる感覚です。
負荷⑦(116ワット)で実践
負荷⑦(116W)で検証します。

継続時間:5分
速度:20km/h
所感:ギアの重い自転車をこいでいる感覚。足に重みを感じる。
心拍数:平均は110まで上昇。最大120まで上がり理想的な値に近い。
116Wはしっかりと負荷を感じました。運動に慣れていない方や女性なら負荷⑦でもかなりきついと思います。油断したら20km/hをキープ出来なくなってしまう程です。しっかりと踏み込んでいく感覚があります。
家庭用のエアロバイクでも116Wの負荷があれば十分な有酸素運動が出来ると感じました。
負荷⑧(181ワット)で実践
最後にMAXである負荷⑧で検証します。

継続時間:5分
速度:20km/h
所感:自転車で軽い坂道を上る感覚。しっかりと重みを感じます。
心拍数:平均心拍数は118とかなり理想的。
181Wは普通にきついです。運動初心者や女性ですと漕ぎ続けるのが難しいかもしれません。私でも漕ぎ始めから2~3分は足に重みを感じ、しっかりと踏み込むように漕いでいました。ただ、慣れてくると気持ちよく漕ぎ続けられました。
心拍数もかなり理想的なラインをキープ出来たので、運動に慣れている方は負荷⑧でやると効率よく脂肪燃焼に繋がると思います。
おすすめの商品4選!
エアロバイクの大手メーカーである「アルインコ社」の中からおすすめ商品をご紹介します。どの商品もしっかりと負荷をかけることが出来ます。
エアロマグネティックバイク AFB5219

| 商品名 | AFB5219 |
| 負荷 | 30~181 |
| 負荷方式 | マグネット負荷方式 |
| 参考価格(25年12月) | 26,000円 |
| サイズ(横・奥・高さ) | 50×94×126㎝ |
| 重量 | 30.5㎏ |
| 連続使用時間 | 30分 |
| 心拍測定 | 〇 |
| 折りたたみ | × |
| カラー | 白 |
AFB5219はアルインコの「エアロマグネティックシリーズ」の商品です。シンプルだけど満たされるそんな商品です。初心者~運動経験者まで幅広くニーズを満たしてくれます。
BK1822

| 商品名 | BK1822 |
| 負荷 | 49.2~240.9 |
| 負荷方式 | マグネット負荷方式 |
| 参考価格(25年12月) | 29,800円 |
| サイズ(横・奥・高さ) | 53×109×117㎝ |
| 重量 | 27㎏ |
| 連続使用時間 | 60分 |
| 心拍測定 | 〇 |
| 折りたたみ | × |
| カラー | 黒・白 |
BK1822は「スピンバイク」シリーズの商品です。スピンバイクは大きなタイヤが特徴で、その分しっかりと負荷をかけることが出来ます。ダイエットからトレーニングまで幅広いニーズに応えることが出来ます。連続使用時間も長いのでがっつりとエアロバイクを漕ぎたい人におすすめです。
※連続使用時間…一度の運動で推奨されている利用時間。商品を長く、安全に使用するために設定されています。
AFB6119

| 商品名 | AFB6119 |
| 負荷 | 30~162 |
| 負荷方式 | マグネット負荷方式 |
| 参考価格(25年12月) | 40,000円 |
| サイズ (横・奥・高さ) | 53.5×92.5×123.5㎝ |
| 重量 | 23.5㎏ |
| 連続使用時間 | 30分 |
| 心拍測定 | 〇 |
| 折りたたみ | × |
| カラー | 黒 |
AFB6119は「プログラムバイク」シリーズの商品です。プログラムバイクの特徴は多様なトレーニングメニューが内蔵されている点です。心拍数や運動量に応じて自動で負荷が変わり、最適な負荷を提供してくれます。初心者の方でも効率的に運動が出来る商品です。
AFB7218

| 商品名 | AFB7218 |
| 負荷 | 45~300 |
| 負荷方式 | 電磁負荷方式 |
| 参考価格(25年12月) | 72,800円 |
| サイズ(㎝) (横・奥・高さ) | 54×106×136.5㎝ |
| 重量 | 35.5㎏ |
| 連続使用時間 | 60分 |
| 心拍測定 | 〇 |
| 折りたたみ | × |
| カラー | 黒 |
AFB7218は「アドバンスドバイク」シリーズの商品です。アドバンスバイクの特徴は電磁負荷方式を採用している点です。電磁負荷方式はジムのエアロバイクの様な滑らかなペダリングと高負荷をかけることが出来るのが特徴です。お値段は高いですが、長く使える高性能のバイクを求めている方にぴったりな商品です。
こちらの記事では上記以外の商品についてもご紹介しています。他の商品についても知りたい方はこちらの記事もおすすめです!

まとめ
以上、エアロバイクの負荷についてまとめました。
家庭用のエアロバイクには様々な種類がある分、負荷の度合いもバラバラです。しっかりと負荷をかけ、心拍数を上げないとせっかくの運動がもったいないです。
今回の検証では128W(RPM60とした場合)あれば十分な負荷を感じることが出来、運動に慣れた私でも心拍数を高めることが出来ました。
エアロバイク購入の際は「負荷」にも注目し、自分に合ったエアロバイクを選ぶようにしましょう。



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