「ディップススタンドと懸垂マシン、自宅トレーニングにはどちらがいいのだろう?」
どちらもディップスができるため、違いが分かりにくく、購入前に迷ってしまいますよね。
ディップススタンドは比較的コンパクトで、バーを自由に配置できるのが魅力です。一方、懸垂マシンは広いスペースが必要ですが、ディップスだけでなく懸垂もできます。
価格や設置スペースも違うため、「自分にはディップススタンドが必要なのか」「最初から懸垂マシンを買った方がよいのか」と悩む方も多いと思います。
私はSTEADYのディップススタンド「ST126」と、WASAIの懸垂マシン「BS502」の両方を持っています。しかし現在、筋力トレーニングでは懸垂マシンを使うことが多く、ディップススタンドはあまり使っていません。
ただし、すべての人に懸垂マシンが適しているわけではありません。筋力トレーニングを重視するのか、プランシェなどの技を練習したいのかによって、選ぶべき器具は変わります。
この記事では、両方を所有している経験をもとに、それぞれの違いと向いている人を比較します。どちらを買うべきか迷っている方は、購入前の判断材料にしてください。
ディップススタンドはいらない?目的によって必要性は変わる
結論からいうと、筋力トレーニングが目的なら懸垂マシン、プランシェなどの技を練習したいならディップススタンドがおすすめです。

どちらの器具でもディップスはできます。しかし、懸垂マシンなら懸垂とディップスの両方ができるため、筋肉を鍛えることが目的なら1台でより多くのトレーニングを行えます。
実際に私は両方持っていますが、現在は懸垂マシンでディップスを行うことが多く、ディップススタンドを使う機会はほとんどありません。

一方、ディップススタンドは2本のバーを自由に配置でき、懸垂マシンよりも移動させやすいのが特徴です。
プランシェなどの技を練習したい人や、大きな懸垂マシンを置けない人には購入する価値があります。
| 目的 | 適している器具 |
|---|---|
| 懸垂とディップスの両方を行いたい | 懸垂マシン |
| 筋力トレーニングを中心に行いたい | 懸垂マシン |
| プランシェなどの技を練習したい | ディップススタンド |
| 設置スペースを抑えたい | ディップススタンド |
ディップススタンドが必要かどうかは、器具の性能ではなく「自宅で何をしたいか」で判断することが大切です。
両方持つ私がディップススタンドをあまり使わなくなった理由
私がSTEADYのディップススタンドを購入したのは、ディップスで筋肉を鍛えるだけでなく、プランシェなどの技も身につけたいと思ったからです。

単純に筋トレをするだけではなく、難しい技ができるようになれば、楽しみながら体も鍛えられると考えていました。
しかし、技を身につけるには継続的な練習が必要です。私は思うように上達できず、途中で練習をやめてしまいました。
技の練習をしなくなると、ディップススタンドで行うのは主にディップスや腹筋トレーニングになります。これらはディップスバーが付いた懸垂マシンでもできるため、次第にディップススタンドを使う機会が減っていきました。
現在は、懸垂マシンで懸垂とディップスをまとめて行うことがほとんどです。2つの器具を持っていても、筋力トレーニングだけが目的なら使い道が重複しやすいと感じています。
ディップススタンドの性能に不満があったわけではありません。
技を身につけるという購入当初の目的がなくなり、私には懸垂マシンの方が適するようになったことが、使わなくなった一番の理由です。
ディップススタンドと懸垂マシンを目的別に比較
ディップススタンドと懸垂マシンの大きな違いは、ディップスができるかどうかではありません。
「懸垂も含めて筋力トレーニングをしたいのか」
「バーの配置を変えながら技を練習したいのか」
が、器具を選ぶポイントになります。
| 比較項目 | ディップススタンド | 懸垂マシン |
|---|---|---|
| 主な目的 | ディップス・技の練習 | 懸垂・ディップス |
| バーの配置 | 幅や向きを自由に変えられる | 本体に固定されている |
| プランシェなどの技 | 取り組みやすい | 種類によっては取り組みにくい |
| 懸垂 | できない | できる |
| 設置スペース | 比較的抑えやすい | 高さと設置場所が必要 |
| 移動・収納 | 分割して移動・収納しやすい | 組み立て後の移動・収納はしにくい |
| 価格 | 商品によっては懸垂マシンと大きな差がない | 手頃なモデルもある |
ディップススタンドは2本のスタンドが分かれているため、自分の体格や練習する技に合わせて、バーの間隔や置き方を変えられます。使わないときに移動させやすい点も、懸垂マシンにはないメリットです。
一方、懸垂マシンはバーの位置を自由に変えられませんが、1台で懸垂とディップスの両方ができます。技の練習よりも、胸や背中を鍛えることを優先するなら懸垂マシンの方が使いやすいでしょう。
価格だけで決めるのではなく、購入後にどのようなトレーニングを続けたいのかを考えて選ぶことが大切です。
ディップススタンドが向いている人
ディップススタンドが向いているのは、主に次のような人です。
- プランシェやLシットなどの技を練習したい人
- 懸垂マシンを置くスペースを確保できない人

ディップススタンドは2本のバーが分かれているため、体格や練習内容に合わせて幅や向きを変えられます。固定されたディップスバーよりも自由度が高く、技の習得を目指す人に適しています。
また、懸垂マシンほど高さがなく、必要に応じて移動させやすいのもメリットです。大型器具を置けない場合でも、ディップスやLシット、レッグレイズなどのトレーニングを自宅で行えます。
ディップススタンドを使った具体的な腹筋メニューは、「ディップススタンドで腹筋を鍛える方法」で紹介しています。
ただし、「技ができたらかっこいい」という憧れだけで購入すると、練習が続かず使わなくなる可能性があります。私も筋肉を鍛えながら技を身につけたいと思って購入しましたが、途中で挫折し、使用頻度が下がりました。
技の練習を継続したいという明確な目的がある人や、懸垂マシンを置けない人であれば、ディップススタンドを選ぶ価値があります。
懸垂マシンが向いている人
懸垂マシンが向いているのは、主に次のような人です。
- 懸垂とディップスの両方を行いたい人
- 技の習得よりも筋力トレーニングを重視する人
- 懸垂マシンを常設できるスペースがある人
ディップスはどちらの器具でもできますが、ディップススタンドで懸垂を行うことはできません。そのため、今後懸垂にも取り組みたいなら、最初から懸垂マシンを選んだ方が器具の使い道を広げられます。
私はWASAIの懸垂マシンを5年以上使っており、現在は懸垂だけでなく、ディップスやレッグレイズにも使用しています。筋力トレーニングを目的にするようになってからは、ディップススタンドよりも懸垂マシンを使う機会が多くなりました。

ただし、懸垂マシンは高さがあり、一度組み立てると簡単には収納できません。部屋に常設できるスペースを確保できることが前提です。

設置場所に問題がなく、懸垂とディップスを1台で行いたい人には、懸垂マシンが適しています。
目的別におすすめの器具を紹介
ここでは、技の練習を重視する人と、筋力トレーニングを重視する人に分けて、それぞれ1商品ずつ紹介します。
技の練習や省スペース性を重視するならSTEADY ST126
ディップススタンドを選ぶならSTEADYの「ST126」が候補です。

ST126は2本のスタンドが独立しており、バーの幅や向きを自由に変えられます。高さも約24cm・28cm・82cmの3段階に調整できるため、ディップスだけでなく、プランシェやLシットなどの練習にも活用できます。
2本使用時の耐荷重は最大150kgです。使わないときは分解して収納できるため、懸垂マシンを常設できない部屋にも取り入れやすいでしょう。
私は技の練習に挫折して使う機会が減りましたが、バーの配置を変えながら技を練習したい人には、懸垂マシンよりも使いやすい器具です。
懸垂とディップスを行うならWASAI MK301YL
筋力トレーニングが目的ならWASAI「MK301YL」が候補です。
MK301YLは、懸垂・ディップス・ニーレイズ・斜め懸垂などに対応しています。高さは約163~203cmの10段階で調整でき、耐荷重は150kgです。
私が5年以上使用しているのは旧モデルの「BS502」であり、MK301YLではありませんが、懸垂やディップスを継続して行えており、現在までフレームの破損や使用できなくなるような故障はありません。
WASAIの懸垂マシンは丈夫で安定性も高いのでおすすめです。

MK301YLの詳しい仕様と、私が使用しているBS502との違いについては、以下の記事で紹介しています。
技の練習を続けたいならSTEADY ST126、懸垂とディップスを1台で行いたいならWASAI MK301YLを選ぶと、購入後の目的と器具の使い方がずれにくくなります。
まとめ|技の練習ならディップススタンド、筋トレなら懸垂マシン
ディップススタンドと懸垂マシンは、どちらでもディップスができるため、最初から両方そろえる必要はありません。
選ぶ基準は、購入後に何を続けたいかです。
- プランシェなどの技を練習したい人:ディップススタンド
- 懸垂とディップスの両方を行いたい人:懸垂マシン
- 大型器具を常設できない人:ディップススタンド
- 筋力トレーニングを重視する人:懸垂マシン
私はSTEADYのST126とWASAIの懸垂マシンを両方持っていますが、技の練習に挫折してからは、懸垂マシンを使う機会が多くなりました。
ディップススタンドが不要だったというより、購入当初と現在でトレーニングの目的が変わったことが理由です。
「どちらの器具が優れているか」ではなく、「自分がどのようなトレーニングを続けたいか」を考えて選べば、購入後に使わなくなる失敗を防ぎやすくなります。


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